公認会計士・村長の銭ゲバブログ

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ふるさと納税 実質負担2千円負担のタイムラグ

今回はふるさと納税の実質2千円になる流れを書いてみたいと思います。

 

 

ふるさと納税って

 

 

「実質2千円負担でお得な特産品がもらえる」という制度でした。

 

 

この実質2千円負担の部分ですが

 

 

最終的には2千円の負担になるものの

 

 

実は結構タイムラグがあります。

 

 

わかりやすくするため、

 

 

ワンストップ納税制度※を利用するものとして記載します。

 

 

(正しくは確定申告する方法とワンストップ納税の方法がありますが、確定申告する場合については割愛します。

 

 

●支払い 1月1日~12月31日でふるさと納税を行ったとき。

 

 

●回収 翌年の6月以降から課税される住民税所得割から1年間にわたって控除される。

 

 

上記のように

 

 

お金はふるさと納税をした時点で出ていくが、回収は翌年6月以降に課税される住民税所得割から1年をかけてされることになります。

 

 

これは、住民税が1月1日~12月31日までの所得にかかるものが

 

 

翌年の6月以降から課税されることによるものです。

 

 

住民税から資金が回収されるまでの間、資金が拘束されるやん!

 

 

という話はありますが、とりっぱぐれはないためやっぱりお得な制度です。

 

 

※ここで、ワンストップ納税とは、確定申告しなくてもOKで「ふるさと納税した自治体に申請書を送ることで」「来年の住民税から」ふるさと納税した金額のうち2,000円を超える部分が控除してもらえる制度です。

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